校長室から

2学期終業式

2024年12月24日 12時14分 [管理者]

 長かった 2学期も、今日無事に終えることができそうです。みなさん、本当によく頑張りました。

 始業式のときには、「やればできる」についてお話ししたこと思います。

「失敗を恐れずに挑戦しましょう。挑戦して失敗をすることはよいこと。よくないことは、何も挑戦しないこと。」と、話したと思います。みなさんいかがでしたか?この2学期たくさんのことに挑戦できたことと思います。

 さて、今日は、さらに成長したい人に3つの言葉を贈りたいと思います。

 最初の言葉は「全力」です。大事なときには、ぜひ「全力」で挑戦してください。

その理由は3つあります。

・理由の一つ目は、「課題が見える。」からです。

 全力でやらずにできなかった。できなかったのは「手を抜いたから?」「目標をごまかしたから?」など原因がわかりません。しかし、全力でやってできなかった場合、「○○が足りなかった」と課題が見え、次にどこを頑張ればよいのかがわかります。

・理由の二つ目。それは、「本気の力だけが自分の限界を超えられる。」からです。

 「今はやらないだけ」「次からはやる」。そのような人は、夢が叶いずらい。本気で精一杯頑張ると、限界を超えて新しい自分になれます。全力を出すものだけが、未来をつかみ、夢を叶えることができます。

・理由三つ目は、「全力を出すことは気持ちがよい」からです。

 たとえ失敗たとしても後悔しません。失敗から多くのことを学び、人生に潤いを与えてくれます。そして、その経験が次への挑戦への源になります。

 次の言葉は「継続」です。毎日、昨日より1%頑張ると、1年間でどれくらいになると思いますか?計算すると1.01の356乗で、元の約38倍にもなります。逆に、昨日より1%頑張らなかったら、0.99の365乗で、元の約3%になってしまいます。さらに元の半分になるまでには、たったの約70日でなってしまいます。99%と100%と101%、その差はほんの少しかもしれません。しかし、そこの頑張りが大きく未来に影響します。

 最後の言葉は「不屈」です。赤ちゃんは、いつでも全力です。立とうとして転び、泣いて抱っこをせがむなど、失敗だらけ。でも、立つことを決して諦めません。粘り強く挑戦し続け、やがて立てるようになり、歩けるようになり、走れるようになっていきます。その不屈の精神は大きくなっても、きっと体の中に刻まれているはずです。OFFにしている不屈のスイッチをONにしましょう。自分で切ることができるのだから、きっと入れることも自分でできるはずです。

 いよいよ明日から、冬休みです。冬休みは、新年を迎える特別な休みでもあります。1年間の感謝を込めて、身の回りのお世話になった方々に、「今年もありがとうございました」「来年もよろしくお願いします」と、きちんと挨拶をしましょう。そして、さようならの代わりに、「良いお年を」と言ってお別れするのも、年末の特別な挨拶です。

 冬休みも感染防止対策を確実に行い、怪我や、交通事故にくれぐれも気を付けて、有意義な冬休みを過ごしてください。それではみなさん、良いお年をお迎えください。来年1月8日、みなさんに会えることを楽しみにしています。

以上で話を終わりにします。