校長室から

「三中あいことば」の成立まで

2022年4月18日 12時13分 [管理者]

校門にある「あいことば」は10回生の卒業記念に設置されたものです。

この「あいことば」はいつ頃できたものなのでしょうか?

生徒会誌「雄飛」の「校長のことば」をたどってみると・・
1号の記録には「さわやかあいさつ運動」が毎日続けられていると記録されています
2号には「さわやか古河三中」の伝統という言葉も、
3号では創立3年を振り返り、
・みんなの元気なあいさつに心が暖まるのを感じる
・みんなの手と心が行き届いた環境に、品のよいすっきりした三中生の姿を思い浮かべる
・しっとりと落ちついた学習ぶりでのびのびと自分の考えを発表し意見交換をしている
と3つの「あいことば」につながる記録があります
その後、5年目に校歌が完成し、6年目の「雄飛」にはじめて「さわやか三中、クリーン三中、学ぶ三中」が明記されています
以来30余年、古河三中の校風を表す言葉として定着しました

「校風とは目に見えたり、手でさわれるものではありませんし、ある日突然だれかかつくるものでもありません。毎日の生活の中から、みんなの力でつくって行くものであり、そこに住む人たちを知らず知らずの内に育てて行くものです」
「雄飛」第3号より引用しました